ガンダムUC フル・フロンタル専用オーリス登場!

夜の帳も下りた5月9日、午後9時頃の新宿靖国通りに、一台のトラックが止まった。

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 トラックのドライバーは荷台コンテナのウィングを少し開け、なにやら操作しているかと思っていると、突然トラックのコンテナが開きだしたのです。

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 エンジンもかけずに惰性でトラックのコンテナから現れたのはシャア専用オーリス?いや、よく見るとまるで違うグラフィック。そもそも識別番号が違う。

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 警備の方の交通整理のもと、トラックから降ろされた「それ」は屈強な男たちの手により押されながら歩道に入り込んでいきます。道行く人たちは突如現れたそれに驚きの声を上げながらスマートフォンで写真を撮りまくり。あっという間に人だかりが出来てしまいます。

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 男たちに押された「それ」は新宿でも最大規模を誇るシネコン「新宿ピカデリー」の中へと押し込まれていきました。

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 謎に満ちたこのクルマ、ガンダム・ユニコーンに登場する フル・フロンタルのために特別に作られた フル・フロンタル専用オーリス。「赤い彗星の再来」と呼ばれる仮面をつけた謎の男にふさわしい専用オーリスです。

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 ベースはシャア専用オーリスとなるのですが、フル・フロンタル専用オーリスには、それに合わせた特別な仕様に変更されています。

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 一目でわかるポイントはボンネットとドアのグラフィック。そしてフェンダーのラインや識別番号もフル・フロンタル専用に変更されています。そして何よりもフロントウインドウに配されたツノ!

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 リアに目をやると、バーニアタイプのマフラーエンドが白く塗装されています。リアハッチにも専用のグラフィックが施されます。しかしそれ以上に注目していただきたいのはエンブレム。なんとネオ・ジオンの紋章となっているのです。

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 フロントのエンブレムは外され、そこには待望のモノアイが配置されています!そしてフル・フロンタル専用オーリスの型式番号であるMS-186H-FFの刻印風デカールがフロントスポイラーに誇らしげに描かれます。

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 このフル・フロンタル専用オーリスの搬入時は本当に黒山の人だかり。正式な展示開始は5月10日からなのでこのクルマがフル・フロンタル専用オーリスだと知る方々は皆無ですが、集まった人々は「シャア専用オーリスだ」と口々におっしゃっています。世間に広く認知されていることを実感。

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 このフル・フロンタル専用オーリスは5月10日(土)~5月30日(金)まで、新宿ピカデリーの1階、エントランスホールに展示されています。そしてガンダムUC(ユニコーン)は5月17日から episode 7「虹の彼方に」が全国35館でイベント上映。

その封切日の5月17日に、ここ新宿ピカデリーでは出演声優なども登場する舞台挨拶も行われます。これは見逃せません。

(文・写真:松永和浩)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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