市販ナビの「ビッグX」シリーズとともに、アルパインの看板アイテムといえば、天井吊り下げ格納式であるフリップダウンの「リアビジョン」シリーズです(ヘッドレスト取付型もあります)。
「ビッグX」と「リアビジョン」の登場で、とくにミニバンの純正ナビやリヤモニターが売れなくなった! なんて話を某自動車ディーラーで聞いたこともあります。
さて、ミニバンの後席に最適なフリップダウンの「リアビジョン」ですが、今回登場したのは11.4型プラズマクラスター搭載の「PCH-RM4500B」と11.4型でプラズマクラスターが装備されない「TMH-RM4200B」の2モデル。
プラズマクラスターについては説明不要でしょうが、小さな子どもがいるなど、ニーズと予算に応じて、「あり/なし」から選べます。
「リアビジョン」最大サイズとなる11.4型モニターは、WSVGAの高画質液晶を採用し、地デジやDVDビデオの映像を高画質で楽しめます。
また、大型モニターの装着にあたっては、新たに別売りとなる天井埋め込み型の車種専用取付キットを開発。モニター展開時でも従来型とほぼ同サイズの高さで、後方視界を考慮しています。
ほかにもHDMI接続対応によるスマホの動画やアプリが楽しめるほか、アルパイン製車種専用カーAV/ナビゲーション一体機とケーブルで接続することで「リアビジョンリンク」機能に対応。
後席の「リアビジョン」だけで地上デジタル放送やDVDビデオが視聴できる「ダブルゾーン」機能のほか、別売りの専用リモコンを使って後席の「リアビジョン」から目的地検索やルート設定を行うこともできます。
11.4型は5月下旬の発売予定で、10.1型、9型、ヘッドレスト取付型などもラインナップし、6月下旬から7月にかけて順次発売されます。
価格はオープンですが、11.4型プラズマクラスター搭載の「PCH-RM4500B」の店頭予想価格は10万円前後、11.4型でプラズマクラスターが非装着の「TMH-RM4200B」が9万円前後になっています。
(塚田勝弘)