フランクフルトモーターショーでワールドプレミアされ、東京モーターショーでも公開された「LF-NX」。その市販モデルが北京モーターショーで披露されます。
昨年は日本国内での展開以来、4万9435台という最高台数を記録したレクサスですが、4日の日経新聞によると、「2013年の台数はメルセデスが6万台前後に達し、5年ぶりにレクサスを上回ったもよう」とのことです。
2013年のレクサスは、ISのフルモデルチェンジがありましたが、メルセデスが2012年登場のAクラスやAクラスをベースにしたCLAの導入もあって好調に推移したのは確かでしょう。しかも、大黒柱である新型Cクラスは日本でも相当の買い替え需要や乗り替え派がいると見られますから、今年もレクサスは頑張らないとメルセデスの後塵を拝することになりそう。
レクサスRXの下をカバーするコンパクトクロスオーバーの「LEXUS NX」は、サイズも価格もより日本向きであるはずで、シルエットを見る限り「LF-NX」ほどではないにしても、大胆なスピンドルグリルやブーメランのようなデイライトはコンセプトカーのイメージに近く感じます。
4月20日のプレスデーから開幕する北京モーターショーでは、レクサスNXのほか、クーペの「RC F」も中国で初めて公開されます。
(塚田勝弘)