昨年の東京モーターショーで披露されたレクサス「RC」には多くの来場者が集いましたが、ジュネーブモーターショーでは、高性能クーペの「RC F」をベースにしたレーシングカーのコンセプトモデル「RC F GT3 concept」が世界初公開されます。
ボディサイズは全長4705×全幅2000×全高1270mmで、エンジンは「RC F」のV8エンジンがベース。最高出力は540ps以上で、車両重量は1250kgと非常に軽くなっています。
モータースポーツ分野をさらに強化する方針を掲げるトヨタでは、グローバルでの活動においては、FIA公認の国際レース規格である「GT3」に対応した車両を2015年から供給を開始。
GT3規格の車両が出場できるレースには、欧州の「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」をはじめ、日本国内の「SUPER GTやスーパー耐久など数多くあります。
これらのレースに参戦する世界中のチームへ車両供給を開始するべく、2014年はテスト走行を実施し、FIAが定める GT3のホモロゲーション取得に向けた車両開発を進めるとしています。
「RC F GT3 concept」はGT3規格に則って開発されており、今後のトヨタのモータースポーツの主役になります。
(塚田勝弘)