毎戦優勝者が替わる展開だった今季のD1グランプリシリーズも、いよいよ今週末が最終戦。お台場の船の科学館駅前の特設会場で、9日(土)はシリーズ最終戦。そして10日(日)は、優勝経験者やシリーズ上位選手だけが出られるエキシビションマッチが開催される。
現在ランキング首位にいるのは、2007年のチャンピオン川畑選手。しかし、初のタイトル獲得を狙う末永(直)選手が、わずか2ポイント差でそれを追う。そして近年は海外でも大暴れしている斎藤選手が今季は2ラウンド欠場したもののまだ3位にいてチャンピオンを射程圏内におさめている。シリーズタイトルがかかった最終戦の緊迫感は格別だ。
D1をナマ観戦したことがないひとのために簡単に説明をすると、競技は単走と追走に分かれる。単走は1台ずつ走り、ドリフトの完成度やカッコよさを競う。その単走で上位に残った選手が、追走方式のトーナメントに進出。追走では2台がドリフトをしながらカーチェイスを行い、遅かったりミスをしたりすると負けだ。D1GPは競技がぜんぶ観客席の前で行われるし、実況・解説のアナウンスも入るので、詳しくないひとが見てもバッチリ楽しめる。
また、競技の合間には、ガチャピンがドリフトに挑戦したり(9日)、フリースタイルモトクロスのショーが行われたり(両日)、スーパーカーによるドリフトデモ走行など(10日)、さまざまなアトラクションが行われる。大会後にはコースが開放されて、選手と写真を撮ったり、サインをもらったりできるコースウォークも行われる。
会場は飲食店の屋台も出るし、さまざまな出展ブースを見て歩くのも楽しい。まる1日楽しめるイベントだ。今週末はお台場でD1GPをナマ観戦してみよう!
(※写真はいずれも昨年のもの)
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(まめ蔵)