5月13日に発売が開始されたプリウスアルファ。楽しみにしていた人も多いので、待ちに待った登場ではありましたが、翌14日付けで気になるリリースが発表されました。
それはプリウスアルファの工場出荷(納車)が、今から契約した場合は来年の4月以降になってしまう可能性があるという内容でした。
まぁ、気長に待てる人は特に問題視していないかもしれませんが、困るのはエコカー減税が来年の3〜4月末でなくなってしまうことです。プリウスアルファのような100%免税のクルマはエコカー減税のメリットが大きいので、これから購入を考えている人は無視できないハナシでしょう。
5人乗りはセダンのプリウスと同じニッケル水素バッテリーを採用しているので、7人乗りよりは早く納車されるようですが、7人乗りはリチウムイオンバッテリーの供給が少ないらしく来年4月以降になる確率が高いようです。
正直なところ、プリウスアルファの7人乗りの300万円からの価格設定は少し高く感じていましたが、さらにエコカー減税もなくなってしまうと、ちょっと手が出しにくくなってしまう気がすます。よくできたクルマだけに少し残念ですね。
現状でも2万5千台程度の受注があるということなので、ボディカラーやメーカーオプション不問で、まれに出る納車直前のキャンセル車や展示車などをディーラーに頼んでおけば早く手に入れることができるかもしれません。
ともあれトヨタにはできるだけ頑張ってもらい、少しでも納車を早くしてもらいたいものです。
(岡島裕二)