自動でハイビーム切換えは当たり前!? キャデラックSRXクロスオーバー装備を充実

私が初めて「オートマチックハイビーム」を体験したのは確かアルファードだったような気がしますが、トヨタやレクサスだけでなく、BMWやメルセデス・ベンツなどの高級車の必需品で、オーリスやカローラなどのクラスでもオプションなどで見られるようになりました。

Cadillac SRX 1

メーカーにより「アダプティブハイビームアシスト」、「アダプティブヘッドライト」など名称は異なりますが、ヘッドライトをハイブームにしていても対向車などを検知すると、自動的に照射範囲などを変えることで、ほかのクルマ(ドライバー)が眩しくないように調整してくれるとても便利な機能。

前方に先行車や対向車がいない場合は、ハイビームで走行するというのが道路交通法ですから、交通ルールだけでなく、とくに安全面では有効です。とはいえ、クルマだけでなく歩行者や自転車からしてもとずっとハイビームだと眩しいので、歩行者を認識したならローに切り替える気配りは欲しいものですが。

Cadillac SRX 2

前置きが長くなりましたが、今年1月に内・外装を大きく変更したキャデラックのSRXクロスオーバーが一部改良を受けました。

前方にいる車両のヘッドライトやテールランプを感知した場合、ハイビームを自動的にロービームに切り替える機能である「インテリビーム」を上級の「プレミアム」に装備。ほかにも「オートドライ・ブレーキローター」、「サイド・ブラインド・ゾーン」、後退時安全確認警告機能である「リヤ・クロス・トラフィック・アラート」など、安全装備の充実ぶりが目を惹きます。

さらに、「プレミアム」には「インテリビーム」のほか、「フォワード・コリジョンアラート(前方衝突事前警告機能)」、「オートマチック・コリジョン・プリパレーション(衝突事前対応ブレーキ)」、「フロント・オートマチック・ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)」などの安全装備を満載しています。

価格は「キャデラックSRXクロスオーバー ラグジュアリー」が509万円、「キャデラックSRXクロスオーバー プレミアム」が635万円。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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