私事で恐縮ですが、自分は父親になるまで、「マクラーレンってベビーカーまで出しているんだ」という程度で、ほぼ関心がなかったベビーカー事情ですが、同じ英国生まれでもベビーカーとF1のマクラーレンはまったく別で、しかもマクラーレンの「ベビー・バギー」は、20世紀の発明品を100点ピックアップした『センチュリー・メーカーズ』でも「イギリスが生んだ大発明」と紹介されているようです。
ウィリアム王子とキャサリン妃、そしてジョージと命名された新しい王子の3ショットが早くも披露されましたが、ウィリアム王子はイクメンになるとか。
そうなると、イギリスが生んだ大発明ベビーカーが必要になるはず!? 英国製にはマクラーレンもありますが、結婚式でアストン・マーティンの「DB6」に乗られたご夫妻はアストンがお気に入りであるはず。でもアストンのベビーカーなんてあるのかと思ったら、ありました!
アストン・マーティンとセレブ向け高級ベビーカーで知られるシルバークロス社がコラボしたモデル。シルバークロスはマクラーレンの「ベビー・バギー」よりも早くベビーカーを作るなど、こちらも老舗です。
「シルバークロス サーフ アストンマーティン・モデル」と命名されたベビーカーは世界800台限定で、日本にもたった10台のみ限定販売されています。
超軽量マグネシウム合金製で、精密な加工技術による「エアライドサスペンション」などのシャーシや高品位なハンドクラフトが自慢。
特殊合金製ホイールとパンク防止加工が施されたタイヤ、手縫いで仕上げられた革の質感などは、ベビーカーの常識からかけ離れたまさに「究極のベビーカー」です。
日本仕様の価格は31万5000円。ウィリアム王子一家はベビーカーもアストンにするのでしょうか?
■シルバークロスジャパン
(塚田勝弘)