松山英樹選手の活躍で、いっそう盛り上がった全英オープンゴルフ。そのタイミングに合わせて、メルセデス・ベンツが未来のゴルフカートを示すコンセプトスケッチを公開しています。
ルーフに配されたソーラーパネルによって充電する電動車両として企画された、この「ビジョン・ゴルフカート」は、またジョイスティックで操作するという斬新な操縦スタイルをとっています。
センターコンソールにはスマートフォンなどを接続できるようになり、SNSにスコアや写真をアップロードすることが可能。フロント・ディスプレイにはコースレイアウトや気象情報などのインフォメーションを映し出すといいます。冷却・保温機能をもつカップホルダーやSLKロードスターで採用されているエアスカーフ暖房など快適性も高いレベルを目指しています。
さらに、OBを打ってしまったときに「ファー(フォアー)」ボタンを押すと、他のゴルフカートも連動して危険をアナウンスする機能も備えることを考えているといいます。
現段階ではデザインスタディで、実車にはなっていない「ビジョン・ゴルフカート」ですが、こうした未来的なカートであればスコアも伸びそうと思ってしまいませんか?
なお、公道走行可能な保安基準も意識しているとのことで、小型モビリティとしての可能性も考慮しているようです。
(山本晋也)