松本しう周己 
祝・富士山 世界遺産登録シリーズ、今回は【富士グルメ】が満喫できる道の駅です。
まず最初は、【農林水産省 郷土料理100選】にも選ばれた【吉田のうどん】でも有名な富士吉田市にある、道の駅【富士吉田】。
軽食コーナーで吉田うどんが食べられるほか、定番の地場産の農作物や、ほうとうなどの名物をたくさん取り扱っています。
が、何と言っても一番は地ビール！【ふじやまビール館】では、アイスバイン（豚のすね肉の塩漬け）や富士ヶ嶺ポークのソーセージなどビールに合うメニューとともに、ピルス／ヴァイツェン／デュンケルを味わえます。
甲州ワインビーフの富士溶岩焼ステーキ、ビール豚のビールしゃぶしゃぶ…、単品からコースまでよりどりみどりで目移りしちゃいます！
こちらの道の駅【朝霧高原】周辺一帯は、富士山西麓の一大酪農地帯。
雄大な自然と富士の名水で育った乳牛ですから、もちろんイチオシは牛乳／バター／チーズ／ヨーグルトなどの乳製品です。なかでも朝霧高原牛乳を惜しげなく使用したソフトクリーム／アイスクリームが人気。高山植物の「こけもも」の実を使った【こけももソフトクリーム】ほか、アイスクリームは常時７～８種類のフレーバーがあります。
またレストランでは、朝霧高原のブランド豚【朝霧ヨーグル豚】と地場産のネギを使用した【肉丼】も甘味があって美味しいと評判です。
次に、国道138号／東富士五湖道路・須走ICからもアクセスできる道の駅【すばしり】。
こちらのレストラン【ふじやま食堂】のコンセプトは「富士山麓の四季を味わう食卓」。地元である小山町産「ごてんばこしひかり」を使用した【富士山ごうりきうどん】が名物です。静岡銘柄豚【萬幻豚】のメンチカツ定食や豚丼、お蕎麦も地元産そば粉を使用するなど、とにかく地場産にこだわっています。
ペットOKのテラス席があるのもワンコ連れには嬉しい限り。天気の好い日は富士山が一望できますよ！
ちなみに【富士山ソフトクリーム】に「青薔薇」と書いてありますが着色料＆香りづけされたもので、薔薇エキスが入っているわけではありません。あくまで富士山を”イメージ”したものだそうです。
このほか富士山をモチーフにしたお土産品を多数販売しています。
最後はオマケの番外編、道の駅【なるさわ】の【富士桜ソフトクリーム】です。富士桜の実（要するにサクランボ）の果汁を使用しています。
富士桜は、富士山や箱根など火山を中心とした山地にあることから名付けられたもので、花が小さいのでマメザクラとも呼ばれている品種です。
同じく富士桜の実で造った【富士桜ワイン】も、ここでしか買えない逸品ですよ。
（松本しう周己）
