2008年には「原チャリ」の出荷台数を抜き、昨年はついにオートバイ(二輪車)を抜き去った電動アシスト付き自転車。人気の理由はいくつも考えられますが、以前は「ママチャリ」タイプがほとんどでしたが、いまでは男性向けやスポーツタイプ、小径や折りたたみなどバラエティに富んでいて、性能の進化も著しいものがあります。
7月30日から順次発売されるヤマハの新「PAS」は、大容量の12.8Ahリチウムイオンバッテリーと急速充電器を新たに採用しているのがトピック。急速充電器の採用により、充電時間は従来の約6.5時間から約3.5時間に大幅に短縮して利便性を向上させています。
また、PASシリーズ初の大容量8.9Ahを搭載。これは従来のPASシリーズ最大容量の約1.4倍で、繰り返し充電は700〜900回と耐久性にも優れ、環境に優しく、電池のライフサイクルが長いことから高いコストパフォーマンスを実現しています。
ヤマハ自慢の「トリプルセンサー」は、ペダルを踏む力を感知する「トルクセンサー」と車速を感知する「スピードセンサー」、そしてペダリングの速度を検知する「クランク回転センサー」を積むことで瞬時に必要なアシストを得られながら、パワフルなだけでなく滑らかで快適なアシスト走行を提供してくれます。
メーター表示では、バッテリー残量、速度のデジタル表示、選択した走行モードごとにあと何㎞アシスト走行できるかが分かる「3ファンクションメーター」も搭載されています。
モデルタイプは、クラシカルでシックなカラーの26型の「PASナチュラ XL」が12万5000円、充実装備とメタリック感のある美しいカラーで、26型、24型を用意する「PASナチュラXLスーパー」が13万5000円、内装8段変速機により長距離通勤や通学に向く「PAS CITY-S8」が13万9800円です。
■ヤマハ「PAS」
http://www.yamaha-motor.co.jp/pas/
(塚田勝弘)