電気自動車の購入補助金は100万円が上限になりました

テスラのニューモデルの注文受付も始まったとのことですが、電気自動車の購入といえば、補助金の存在を忘れるわけにはいきません。

 

昨年まで給付された電気自動車の購入補助金においては、おおむね”ベース車との価格差の半額”という基本ルールだったために、テスラ・ロードスターにおいては324万円という高額な補助金になることが批判されていたのも、記憶にあるところ。

そうした批判を受けてか、本年度は上限100万円となっているのは、ご存知でしょうか。

 

具体的な金額や対象車種については次世代自動車振興センターのホームページで確認できますが、単純に補助金が減額されたというわけではありません。

たとえば日産リーフについては78万円(前年度 77万円)へと増額されております。

 

一方、三菱アイ・ミーブについては100万円(前年度 114万円)と減額。

希望小売価格でいっても安い価格(税抜358万5000円〜)のリーフですが、補助金の見直しにより、さらにお買い得感が増したという印象。1万円の差ではありますが、リーフに関しては今年度に購入するほうがオトクになるのです。

アイ・ミーブの税抜価格は379万477円、補助金が減額されたこともあって、少々魅力ダウンかもしれません。

 

ちなみに電動スクーターでもホンダやヤマハは補助金対象となっています。電気自動車の購入を考えるなら、補助金のことも忘れずに!

 

(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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