2013年シーズンの参戦を目指しているプジョーのラリーマシン「208 T16」。その開発は順調に進んでいるということをアピールする動画が公開されています。
新しい規格である「R5」に適応したマシンとして開発されているこのマシンは、ジュネーブモーターショーにて、それまでの「Peugeot 208 Type R5」から「Peugeot 208 T16」と名前を改めたことも記憶に新しいところ。
いかにも市販車を改造した雰囲気のオーバーフェンダー、1.6リッターターボに4WDというパワートレインは、次世代のラリーカー規格の中心になることも予想される、カスタマーコンペティションマシンのフラッグシップといえるものです。
映像ではグラベルでのテストが収められていますが、次なる段階としてターマック(舗装路)でのテストを開始するという「208 T16」。カスタマーの手に渡るときまでにパーフェクトに仕上げるという目的へ着々とプロジェクトは進行しているようです。
(山本晋也)