スズキからOEM供給を受けるマツダの軽自動車。そのトールワゴンとなる「フレアワゴン」がフルモデルチェンジ、2013年4月25日の発売がアナウンスされています。従来、スズキ・パレットのOEMモデルに付けられていた名前をそのまま引き継いだ新型「フレアワゴン」は、スズキ・スペーシアのOEMモデルとなります。
減速エネルギー回生技術「エネチャージ」、ブレーキを踏んで13km/h以下に減速するとエンジンを自動停止する「アイドリングストップシステム」、アイドリングストップ時の室温上昇を抑える「エコクール」といった省燃費につながるテクノロジーを採用している点はスペーシアと同様。JC08モードの燃費性能は2WDモデルで29.0km/L(4WDで26.8km/L)となり、全グレードがエコカー減税の免税対象となっています。
ボディカラーは「フォレストアクアメタリック」、「イノセントピンクパールメタリック」という新色に加えて、「パールホワイト」、「シルキーシルバーメタリック」、「ブルーイッシュブラックパール3」の全5色。ボディカラーはスペーシアより2色少なくなっていますが、上位グレードの「XS」では「フォレストアクアメタリック」、「イノセントピンクパールメタリック」を選択した場合、ルーフ、ドアミラー、フルホイールキャップが白塗装となる「2トーンカラー」も4万2000円高で設定しています。
またスペーシアにはターボエンジンを搭載したグレードも用意されますが、新型フレアワゴンは自然吸気エンジンだけのラインナップ。グレードは「XG」と「XS」の2機種構成で、それぞれに2WDと4WDが用意されています。
メーカー希望小売価格は、126万5250円~145万1100円となっています。
(山本晋也)