ホンダの小型SUVは、ガソリン、ディーゼル、ハイブリッドを想定【デトロイトショー2013】

ホンダがデトロイトショー2013で世界初公開した「アーバンSUVコンセプト」は、2013年末に日本での発売も予定している、グローバルSUVモデルのコンセプトカーです。

ホンダ独自のセンタータンクレイアウトを活かしたフィット、シティにつづくSUVモデルとして位置づけられ、その3台を合わせて「グローバル コンパクト シリーズ」と呼ぶことも合わせて発表されました。

SUVにクーペのシャープでスポーティなテイストをプラスしたというエクステリアとセンタータンクレイアウトならではの広い室内が特徴ということ。また、新世代パワートレイン技術「EARTH DREAMS TECHNOLOGY(アース・ドリームス・テクノロジー)」を搭載したガソリン車、ハイブリッド車、ディーゼル車の3タイプを揃えたラインナップを展開するとのこと。

つまり、ヨーロッパでリリースされている1.6リッター・クリーンディーゼルが、この「グローバル コンパクト シリーズ」にも搭載されていくということを示しています。また、同シリーズ全体として2016年にはグローバルで150万台の販売ボリュームを想定しているといいます。

なお、このコンパクトSUVモデルは2013年末に日本で発売、順次グローバルに展開予定。アメリカでは、2014年春に稼働予定のメキシコの新工場で生産、2014年中に発売する予定ということです。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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