デトロイトショー2013に日産が出展した1モーター2クラッチのハイブリッドAWDパワートレインを持つ、グローバスSUVコンセプトカー『Resonance(レゾナンス)』が、アイズ・オン・デザイン・アワード・フォー・ベストコンセプト・ビークルに選ばれたということです。
ムラーノやジュークなど個性的なSUVで知られる日産の最先端が、このコンセプトカー「レゾナンス」。サンディエゴの日産デザインアメリカの手によるものということです。
エクステリアのテーマは「エネルギッシュとプレミアム」、そしてインテリアは「宇宙旅行時代のファーストクラス」ということ。
また日産が次世代の環境ユニットとして力を入れている1モーター2クラッチとCVT、リチウムイオン電池を組み合わせたハイブリッドパワートレインによるAWDというのも、このコンセプトカーでの注目ポイント。
デザイン、メカニズムともクロスオーバーの未来を明るく照らす、コンセプトカーは日産がグローバスにSUVを拡大する意気込みの表れといえそうです。そうした強い意識も、アイズ・オン・デザイン・アワード・フォー・ベストコンセプト・ビークルとして評価される原動力になったのかもしれません。
(山本晋也)