私もモータースポーツやチューニングカーの取材経験が豊富なので、エンジンブローの瞬間はなんども見たことがあります。しかし、こんな光景は見たことがない。
スタジアム・スーパー・トラックスという、トラックがダートを走る競技での一幕のようです。エンジンブローを起こしたクルマからなにやら回転する煙のリングがポンポンといくつも排出され、最後は火の玉になって消えていきます。
ハデなエンジンブローは、たとえばメタルが焼きつき、急激な力がかかったコンロッドが折れてシリンダーの壁を突き破って出てくる、なんていうケースが多いと思いますが、このエンジンブローがどんな原因で起きたのかはよくわかりません。なにかが燃えながら飛び出して来たんでしょうか? ちょっと神秘的というか奇っ怪な現象でした。
(まめ蔵)