今年のパリモーターショーでお披露目となったブリティッシュ・スーパーカー「McLaren P1」。
現在日本でも正式輸入されている「MP4-12C」から日は浅いですが、マクラーレン・オートモーティブはこのP1を以前に発売された「McLaren F1」の後継車として、つまり世界最速のスーパーカーとして開発を進め、来年には市販型をお披露目、2014年中には生産が開始されると言われています。
その最新テスト映像が動画共有サイトで公開されています。
テストカーならではの擬装で分かりづらいですが、外観はほぼコンセプトモデルの特徴を受け継いでいます。内装はMP4-12Cのを流用しているのでまだデザインは未確定なのでしょう。「RX〜」というナンバー(マクラーレンのテストカーが付けるナンバーには必ず)を装着して公道を走る姿が目撃されるのは今回が初めてではないでしょうか。
まだ具体的なスペックが公表されていないP1、前述の通りマクラーレンF1の後継車を目指しているのであれば現在のF1テクノロジーの「KERS(運動エネルギー回生システム)」、「DRS(ドラック抑制システム)」がこのクルマに組み込まれる可能性はあるのではと推測します。
F1で数々のタイトルを得たマクラーレンの名に相応しいクルマに仕上がることを期待しましょう!
(栗原 淳)