先日、『第33回日本カー・オブ・ザ・イヤー候補「10ベストカー」が決定!』でお伝えしたとおり、11月29日に東京・お台場の「Zepp Diver City TOKYO」で日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会による最終選考結果が公表されました。
「2012-2013 日本カー・オブ・ザ・イヤー」に輝いたのは「MAZDA CX-5」。
また、インポート・カー・オブ・ザ・イヤーは「BMW 3シリーズ」、特別賞は「トヨタ 86/スバル BRZ」がそれぞれ受賞しました。
「日本カー・オブ・ザ・イヤー」の選考対象車は、前年の11月1日から当年の10月31日までに日本国内で発表または発売され、年間500台以上の販売が見込まれるすべての乗用車。MAZDA車による同賞受賞は、2005年の「ロードスター」以来、7年ぶり4回目。
「MAZDA CX-5」の受賞理由としてはスタイリッシュなデザインやトルク感と低騒音・低振動を両立させたSKYACTIV‐Dエンジンの技術が大いに支持され、新ディーゼル時代の突破口を切り開いた点。
またインポート・カー・オブ・ザ・イヤーに輝いた「BMW 3シリーズ」は優れた環境性能と高い走行性能を高次元でバランスさせ、ガソリン、ディーゼル、HVの3種類のパワートレインを用意し、さらにフルタイム4WDの「xDrive」を新たに導入したことで、走りが愉しいクルマに仕上がっている点。
特別賞を受賞した「トヨタ 86/スバル BRZ」は水平対向エンジン+FRレイアウトの低重心パッケージにより、クルマを操る愉しさを追求し、環境にも対応。トヨタとスバルというメーカーの枠を越えて新時代スポーツカーを生み出した点。
以上の車種が「2012-2013 日本カー・オブ・ザ・イヤー」の各賞を受賞した訳ですが、どのクルマがどの賞を受賞しても不思議では無いだけに審査メンバーの苦労が伺えます。
■日本カー・オブ・ザ・イヤー公式HP
http://www.jcoty.org/