マセラティといえば、クアトロポルテはもちろん、ギブリやメラクなどマニア向けのイメージ。それが伊達な高級車に変わったのはレポーターだけでしょうか。その立役者は5代目で復活し、世界的なヒット作になったクアトロポルテ。2015年までに年間生産5万台規模に拡大する同ブランドの勢いを象徴する一台です。
もちろん、ピニンファリーナのデザインとフィアット傘下の恩恵を受けたモデルでもありますが、復活後では2代目、通算では6代目となる新型がフォトデビューしました。
来年1月14日から開催される「デトロイトモーターショー2013」で公開される新型は、見た目ではやはり成功モデルだけにキープコンセプトという印象。スポーティよりもラグジュアリーなオーラを漂わせています。内外装の質感アップはもちろん、最新世代のパワートレインを搭載しているそうですから来年のNAIASが楽しみです。
(塚田勝弘)