エコ、低燃費、省燃費……。いまや高級SUVにもアイドリングストップが搭載される時代ですが、とくに震災後は愛車の燃費をかなり気にしているという方も多いはずです。
燃費計測でオーソドックスなのは満タン法でしょう。ガソリンをどれくらい入れるかは、ガソリンスタンドや給油する人によって違ったり、セルフでは正確には満タンになっていないのにオートストッパーがかかったりします。つまり、精度にバラツキがあるわけですが、そこまで気にしなくてもいいのかも知れません。
燃費は一度計測したら終わりではなく、継続することが正確に愛車の燃費を把握できます。走る場所やドライバーによっても異なりますし、燃費を管理していけば少しずつエコドライブが身につくきっかけにもなり得ます。
燃費管理で便利なのがスマートフォンのアプリで、Android用の「e燃費」は、走行距離と給油量を入力して燃費を計算しますので、毎回トリップメーターをリセットする手間がなく、押し忘れる心配もありません。「マイカー管理」という機能では過去の燃費データだけでなく、同じ車種に乗る他のドライバーの平均燃費もチェックできるから参考になります。「スタンド検索」も用意し、ガソリンスタンドの検索やガソリン価格の確認が可能。
iPhone用アプリでは「DriveMate Fuel(Androidにも対応)」があります。燃費計測や管理だけでなく、エンジンオイルやタイヤの交換時期など、愛車管理に最適です。また、クルマの管理は何台でもできますから、ファーストカーだけでなくセカンドカーの管理も可能です。
(塚田勝弘)