国内ハイブリッド専用車カムリがマイナーチェンジでトヨタ初の車線変更後方確認支援装置「ブラインドスポットモニター」を設定

日本ではハイブリッド専用モデルとなっている「カムリ」がマイナーチェンジをしました。

北米では人気モデルのカムリですが、日本ではモノグレード構成で、スタンダードに対して、Gパッケージとレザーパッケージという仕様が用意されるのみ。そのGパッケージにもクルーズコントロールが標準装備される(レザーパッケージも装備)ようになったのがマイナーチェンジでの注目点。また、全グレードにおいて、リヤサイドおよびバックにUVカット機能付ソフトプライバシーガラスを標準装備しています。

外観では、これまでシルバーなどハイブリッドセダンらしい色が中心だったボディカラーに、レッドマイカメタリックが追加されて全8色となっています。

安全面では、トヨタとして初めて、車線変更時の後方確認をサポートする「ブラインドスポットモニター」を5万2500円でオプション設定したのがニュース。
これは、隣の車線を走行する車両をミリ波レーダーで検知し、ミラーの死角に入るとドアミラーに搭載されたLEDインジケーターを点灯、さらにその状態でウインカーを出すと、インジケーターが点滅し、ドライバーに注意するというもの。Gパッケージ 、 レザーパッケージ にオプション設定されるということです(ブラインドスポットモニター装着車は10月下旬から生産予定)。

パワートレインが2.5リッターエンジンのハイブリッドでフロント駆動のみというのはそのまま。メーカー希望小売価格は、スタンダードが304万円、Gパッケージが322万円、レザーパッケージが382万円となっています。
(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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