2010新車発表会大賞勝手にベスト3を選んでみた。

通常、新車が発表される際には、記者やマスコミ向けに新車発表会というのがあります。

2010年もかなりの数がありました。

極力取材に行くことにしていますが、その中で勝手にベスト3を選んでみました。

 

ちなみに、2010年の国産車での主な新型車は次のとおりです。

トヨタ・パッソ/ラクティス/FJクルーザー/ヴィッツ

ダイハツ・ブーン

日産ジューク/マーチ /エルグランド/フーガハイブリッド/セレナ/リーフ

三菱RVR

ホンダCR-Z/フリードスパイク/フィットハイブリッド

スバル・インプレッサXV/トレジア

マツダ・プレマシー

スズキ・スイフト/ソリオ

 

1位はラクティスです。

メカ的に大きな特徴を表現しづらい車種の発表はあっさりとなりがちですが、キャンペーンの発表で盛り上げていました。例の新垣結衣ちゃんが来場して盛り上がりました。やっぱかわいいですね。マスコミ向けの発表が終わった後に、一般の方も入れて車両の解説をしていたのも新しい試みでしたね。ただ、そこまでの間が開きすぎていたせいか、インフォメーションが足りなかったのか、そこにマスコミは5人ぐらいしかいなかったのが残念でした。

2位はトレジアです。

ラクティスのOEMで説明する部分はCMと、デザインで変えてある部分だけ、というのに割り切って、たった10分で終わりました。実に明確な発表会だと思いました。

3位はリーフです。

まったく新しい電気自動車ということで、リーフのある生活をいくつかのワークショップで考えてみたそうですが、その参加者が大勢いらっしゃってました。やっぱり電気自動車はまだまだ考え方を変えないといけない乗り物だと再認識させてもらいました。それにしてもリーフってなんでコンサバなカタチなんでしょう。エンジンがないメリットをカタチでも表現してほしかった気がします。

というわけで、2011年もさまざまな発表会にお邪魔しようと思います。

来年もよろしくお願いします。

(小林和久)

 

 

 

 

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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