世界を相手に闘うシビック・レースカーがシェイクダウン!

先日、ホンダはレース用4気筒直噴ターボエンジンを公開しました。このエンジンを搭載し、WTCC(世界ツーリングカー選手権)に出場するために開発しているシビック・レースカーがイタリア・ヴァイラノサーキットでシェイクダウン(初走行)を行なったとアナウンスがありました。

フロント・リヤのフェンダーが広げられたスタイリングやエンジンフードの大きなアウトレットが目立ちますが、こうしたボディワークは風洞実験によって導き出されたもので、空気抵抗を抑えているのが特徴。

テストに参加したのは、開発ドライバーのガブリエーレ・タルクィーニ選手と今シーズンの日本ラウンドからシビックを走らせるティアゴ・モンテイロ選手。

まだまだシェイクダウンですが、10月に鈴鹿サーキットで行なわれるWTCC日本ラウンドへ向けて、順調に滑りだしたということです。 

■ホンダWTCC公式サイト
http://www.honda.co.jp/WTCC/

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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