スマホのほぼすべての映像をモニターに出力できる「HDMI Vision」

最近のスマホ・ナビは道案内だけなら十分ナビの代役になるので、これから使用するユーザーがどんどん増えていくと思います。

しかし、実際にスマホ・ナビを車内で使ってみると、スマホの画面はいささか小さく、モニターやナビ画面に出力できないものかな? と感じるのも事実。

iPhone4Sのメインメニューを出力。大半のアプリをモニターに映し出せますから、ナビが装着にしにくい輸入車や並行輸入車、旧車などでもモニターさえあればOKです

そこでオススメしたいのが、オーディエンスがリリースした「HDMI Vision」と呼ばれるインターフェイス。iPhone4SやAndroidOS搭載スマホの映像やアプリの大半を車載モニターやナビ画面に出力できる画期的なシステムです。

スマホのナビアプリはもちろん、渋滞情報やYouTubeなどほぼすべての画像や映像をモニターやナビ画面で見ることが可能で、縦映像は縦に、横映像は横に出力されます。

インターネットの映像ももちろん映し出すことができます

映像出力は2種類で、オーディエンス製のAV Linkを使ったRGB出力と、RCA出力(赤/白/黄)に対応。古いモニターでも大半はRCA出力に対応しているので、ナビが古くなったからスマホ・ナビを使っているという人にも最適です。

こちらはdocomo F-05Dで渋滞情報を映し出した状態。オーディエンス製の「AV-LINK」を使うことで走行中でもフルスクリーンで表示できます

操作はスマホ側のみですので、運転中の操作はできませんが、助手席に相方がいれば任せることができます。

■HDMI Vision AV-SP01i(iOS端末用)(オーディエンス)
http://www.audience.ne.jp/hdmi_vision_av-sp01i.html

■HDMI Vision AV-SP01H(アンドロイド端末 HDMI端子用)(オーディエンス)
http://www.audience.ne.jp/hdmi_vision_av-sp01j.html

■HDMI Vision AV-SP01J(アンドロイド端末 MHL端子用)(オーディエンス)
http://www.audience.ne.jp/hdmi_vision_av-sp01k.html

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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