デジタルフォトフレームなのにメール受信や通話ができちゃうトライウインLuna

トライウインは、大手家電メーカー出身の中城社長が立ち上げたベンチャー企業です。PNDに有機EL液晶をいち早く採用するなど、大企業にはない発想には、カーナビを多数テストしているレポーターも驚かされました。

今回ピックアップするのは、子会社のT.MAPとのコラボアイテムであるデジタルフォトフレームです。デジカメで撮った写真は、カメラやPC内に保存しっぱなしで見る機会が減ってしまいがちということから、スライドショーなどができ、しかも置き場所をあまり取らない気軽さから家電売り場でも勢力を拡大中なのはご存じのとおりです。

流行のデジタルフォトフレームとはいえ、トライウインが世に送り出すだけに、期待を裏切らず、ユニークな機能を数多く備えています。携帯電話から送信した写真を見られるのは、いまでは珍しくありませんが、プラットフォームに携帯電話やスマートフォンなどでも知られるAndroidを採用することで、PHSによる音声通話やメール受信(テキストと写真)も可能になっています。

肝心のモニターは、大画面の9型WVGAで、アプリケーションの追加も可能です。記憶容量は2GBで、最大600枚の写真が保存できます。もちろん家庭で使うのもいいですし、おじいちゃんやおばあちゃんに孫の写真をたくさん入れてプレゼントすれば喜ばれること間違いなしです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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