フロントマスクを精悍に、ブレーキを強力に。フェアレディZがマイナーチェンジ!

2008年12月にフルモデルチェンジをして、現行のZ34型となったフェアレディZがマイナーチェンジを実施。2012年7月18日より全国一斉発売をすると発表されました。

キャッチコピーは『もう一度、本能で走ってみないか。』 というもので、マイナーチェンジにおける主な装備の変更点はエクステリアとフットワークにあります。 

【エクステリア】
・LEDハイパーデイライトを装着し、低さとワイド感を強調した新形状のフロントバンパーを採用(全車)
・ダーククローム色の新デザイン19インチアルミホイールを採用(Version ST(クーペ)、Version S(クーペ)に標準設定、Version ST(ロードスター)にメーカーオプション)
・「フェアレディZ ロードスター」用18インチアルミホイールをフェアレディZ(クーペ)にも採用(Version ST、Version S以外)
・2つの新色プレミアムサンフレアオレンジ(特別塗装色)、ダークブルーを含む全8色をボディカラーに設定

【フットワーク】
・ショックアブソーバー(フロント・リヤ)の減衰力特性を変更したユーロチューンドサスペンションを採用し、ドライバーの意思に素早く反応するスポーティさと、高速時や荒れた路面での安定性や乗り心地を同時に向上(全車)
・ブレーキパッドに新開発の摩擦材を採用することで、低中速から高速まで安定した制動力を維持し、耐フェード性を向上(Version ST(クーペ、ロードスター)、Version S(クーペ))
・レッドのブレーキキャリパーを採用(Version ST(クーペ、ロードスター)、Version S(クーペ)に標準設定)

また内装では、メーター内に設定した車両情報ディスプレイのベース部カラーをダークメタリックグレーに変更している、とのこと。

クーペとロードスターの2本立てで、それぞれに6速MT、7速ATを用意するというラインナップは従来通り。メーカー希望小売価格は、クーペが 3,675,000円~4,515,000円、ロードスターが4,389,000円~5,124,000円となっています。

またオーテックジャパンにより、エンジンチューンやエアロボディを与えられたクーペのスペシャル版といえる「フェアレディZ Version NISMO」もあわせてマイナーチェンジしています。こちらのメーカー希望小売価格は6速MTが5,134,500円、7速ATが5,239,500円となっています。

■フェアレディZ Webカタログ(日産自動車)
http://www2.nissan.co.jp/Z/

■フェアレディZバージョンニスモ(オーテックジャパン)
http://www.autech.jp/SV/FAIRLADYZNISMO/

(山本晋也)

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この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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