どうしてこうなった!またもや谷口信輝組メルセデスSLS優勝!【スーパー耐久2012】第3戦菅生

またもや、谷口/ファリーク/ドミニク組のPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3が総合優勝!

今年、なんと3勝目!もう、何連勝しているんでしょう。数えるのも面倒なほどの優勝をしているペトロナスチームの谷口組。

ニュルブルクリンク24時間レースのUstream放送の片手間にclicccarでスーパー耐久情報を見ていた方にしてみれば、何でメルセデスSLSの1号車が優勝できたの?なんて思うかもしれません。なにせスタート早々で上の写真のようになってしまったのですからね。

ポールポジションからスタートし危なげない走りを見せてくれていた28号車のメルセデスSLS。

しかし驚いたことに、36週目でリアサスのトラブルでピットイン!

そしてトップに立ったケーズフロンティア BMW Z4 GT3。しかし、これもタイヤ交換で使ったエアジャッキが戻らなくなると言うアクシデントに見舞われます。

この時点でGT3クラスのトップに躍り出た1号車。

ファステストラップを連発する走りを見せ付けた谷口選手とドミニク選手。特にドミニク選手は64周のロングスティントをかなりのペースで走りきりました。

ここまで読んでいただいて、あれ?GT-Rは?と思った方は鋭い。
GT-Rは18周目でケーズフロンティア BMW Z4 GT3と接触。ホイールハブを傷めてしまい、長時間のピットストップ。

というわけで、谷口組のSLS AMG GT3が今期3連勝となりました。

谷口選手曰く「運だけで勝ったけど、運も実力のうち」。

(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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