またもや、谷口/ファリーク/ドミニク組のPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3が総合優勝!
今年、なんと3勝目!もう、何連勝しているんでしょう。数えるのも面倒なほどの優勝をしているペトロナスチームの谷口組。
ニュルブルクリンク24時間レースのUstream放送の片手間にclicccarでスーパー耐久情報を見ていた方にしてみれば、何でメルセデスSLSの1号車が優勝できたの?なんて思うかもしれません。なにせスタート早々で上の写真のようになってしまったのですからね。
ポールポジションからスタートし危なげない走りを見せてくれていた28号車のメルセデスSLS。
しかし驚いたことに、36週目でリアサスのトラブルでピットイン!
そしてトップに立ったケーズフロンティア BMW Z4 GT3。しかし、これもタイヤ交換で使ったエアジャッキが戻らなくなると言うアクシデントに見舞われます。
この時点でGT3クラスのトップに躍り出た1号車。
ファステストラップを連発する走りを見せ付けた谷口選手とドミニク選手。特にドミニク選手は64周のロングスティントをかなりのペースで走りきりました。
ここまで読んでいただいて、あれ?GT-Rは?と思った方は鋭い。
GT-Rは18周目でケーズフロンティア BMW Z4 GT3と接触。ホイールハブを傷めてしまい、長時間のピットストップ。
というわけで、谷口組のSLS AMG GT3が今期3連勝となりました。
谷口選手曰く「運だけで勝ったけど、運も実力のうち」。
(北森涼介)