モータースポーツ系自動車雑誌やレーシングドライバーのブログ等で人気急上昇中の東京Virtualサーキット(以下TVC)を体験してまいりました。
このシュミレーターは世界にも5台しかない最新の物で、形はフォーミュラーのモノコックをベースとしており目の前の大きな180度スクリーンにコースが投影されています。
操作系は身長に合わせて前後稼動するペダル、数種類のボタンやパドルシフトのついたステアリングで構成されています。
マシンは、フォーミュラー(GP2、F3他)とツーリングカー(アストンマーチンGT1 GT2、アウディR8LMS)、LMPC(ルマンプロトカー)から選べま、インストラクターとして日本のトップレーシングドライバーとして活躍したの砂子塾長(砂子智彦 氏)が担当しています。
今回、筆者は週末開催される、スーパー耐久スポーツランドSUGO戦への練習を行う為に伺いました。 シュミレーターは初めてでしたので最初の10分で感覚を掴む為に慣れている富士スピードウェイを走行、マシンはツーリングカーの中からアウディR8LMSを使用しました。
走行を始めると、まず感じるのはステアリングへ伝わるインフォメーションがリアルでしっかりしています。
そして、左足ブレーキを前提とした2ペダルで、本物のレーシングカー同様に重いです。
前後左右のGはかからないですが、30分走行すると汗をかいてしまう程のハードなものでした。
走行中も砂子塾長から適宜アドバイスを頂けるので、走りながら修正することが出来ますし、走行終了後データロガーを見ながら更にアドバイスを頂けます。
TVCで練習すればリスクゼロで遠くのサーキットの練習ができますので、事前練習にはもってこいです。
サーキットやレーシングカーを体験してみたいという、老若男女にはオススメですし、実際やってみると、30分1万円は決して高くありません。
筆者は岡山、鈴鹿、オートポリスのレース前も行こうと思いました。
■Tokyo Virtual Circuit 東京Virtualサーキット
体験コース:30分 5,000円
トレーニングコース:30分 10,000円
※要予約
URL:http://tokyovirtualcircuit.jp/
(野上達也)