■全長約4.30~4.40メートル、ホイールベースはC3エアクロスSUVと同じ
シトロエンが、「C3 X」と呼ばれるまったく新しいクロスオーバーセダンを開発中であることが発覚、そのプロトタイプをカメラが初めて捉えました。
この新型モデルは、シトロエンの「CMP」モジュラープラットフォームに基づいて製造される、同ブランドにとって3番目のモデルとなります。
同社関係者によると、C3XはファストバックスタイルとセダンセグメントながらSUVのような高い地上高を備えているといい、日本市場でも販売されている「C5 X」に似たシルエットが特徴となりそうです。
予想される最終デザインは、プロトタイプのDピラー以降が完全に隠されて不明ですが、ノッチバックスタイルのテールゲートにつながる、滑らかなルーフラインを特徴とする可能性が高いです。
そしてより高い地上高、大型合金ホイール、頑丈な外観のプラスチック外装など、SUVらしい要素が数多く盛り込まれると思われます。また、C3Xの長さは約4.30~4.40メートルになるはずで、ホイールベースはC3エアクロスSUVと同じになる可能性がありそうです。
インテリアには、フルデジタルインストルメントクラスター、10インチのインフォテインメントシステム、ダッシュボード、ステアリングホイール、座席HVACコントロールなど、C3エアクロスとの共通点が多く見られるでしょう。
パワートレインは、最高出力は110psを発揮する、1.2リットル「PureTech」直列3気筒ターボチャージャーエンジンを搭載、マニュアルまたはトルクコンバーターオートマチックギアボックスが提供されます。また2025年には、「eC3」を反映するフルエレクトリックバージョンも予想されます。
シトロエン「C3 X」は当初、2024年半ばにデビューすることが期待されていましたが、最新の報道では発売が遅れていることが示唆されています。