ロイヤルエンフィールドの中型クルーザー「メテオ350」に新タイプ「オーロラ」シリーズが登場

■日本には2024年3月末に登場

1901年にイギリスで発祥し、現在はインドを拠点とする老舗バイクブランド「ロイヤルエンフィールド」。その正規代理店ピーシーアイは、中型クルーザー「メテオ350」に新タイプの「オーロラ(Aurora)」シリーズを追加し、2024年3月末に国内販売することを発表しました。

メテオ350オーロラ(オーロラ・グリーン)
メテオ350オーロラ(オーロラ・グリーン)

クラシカルなクルーザースタイルの車体に、扱いやすい349cc・空冷4ストローク単気筒エンジンを搭載するのがメテオ350。それをベースに、魅力的な新色やツーリングでの快適装備を採用した新しいシリーズがオーロラです。

また、既存モデルの「ファイアボール(Fireball)」「ステラ(Stellar)」「スーパーノヴァ(Supernova)」も、各部をアップデートした2024年モデルが登場します。

●バイク初心者や女性ライダーに人気

メテオ350は、2020年に発表された中型クルーザーモデルです。クラシカルなクルーザースタイルに、最高出力14.87kW(20.2PS)、最大トルク27N・m(2.75kgf-m)を発揮する349cc・空冷4ストローク単気筒エンジンを搭載。

349cc・空冷4ストローク単気筒エンジン
349cc・空冷4ストローク単気筒エンジン

低速域から高速域までスムーズな出力特性を持つパワートレインや、長距離ライディングでも疲れにくいアップライトなポジションなどにより、街乗りからツーリングまで、幅広いシーンで快適な走りを味わえるモデルです。

また、765mmという低いシート高により足着き性も抜群。車両重量191kgという軽量な車体は取り回しもしやすいことで、初めてバイクに乗る初心者や女性ライダーなどに人気です。

ファイヤーボールに追加された新色ブラック
ファイヤーボールに追加された新色ブラック

従来、ラインアップには3タイプを用意。シンプルでカジュアルな「ファイヤーボール(Fireball)」、シート後部にタンデムライダーが快適に座れるシートバックなどを装備した「ステラ(Stellar)」、ツーリングでの快適性を生むウインドスクリーンなどを装備した最上級グレードの「スーパーノヴァ(Supernova)」を設定しています。

●オーロラにはクローム仕様のパーツを装備

そんなメテオ350に追加されたのがメテオ350オーロラ。主な特徴は、まず、新色として「オーロラ・ブルー」「オーロラ・グリーン」「オーロラ・ブラック」という3タイプを設定したこと。

メテオ350オーロラ(オーロラ・ブルー)
メテオ350オーロラ(オーロラ・ブルー)

いずれも、都会を離れ、地平線を目指すライダーの視野を広げ、刻々と変化する空の色にインスパイアされた色調で、ツーリング好きの冒険心をくすぐることがポイントです。

また、各タイプには、スポークホイール、エンジン、エキゾーストシステムなどの各パーツをクローム仕様とし、高級感も演出。加えて、デラックスツーリングシートやLEDヘッドランプ、アルミニウム製スイッチキューブ、矢印で進行方向を知らせるナビゲーションシステム「Tripperナビゲーション」も採用することで、バイク旅の利便性をアップさせています。

さらに、既存モデルについても、新機能の追加やアップデートを行った2024年モデルが登場します。

オーロラ・シリーズは、エンジンにもメッキパーツを採用
オーロラ・シリーズは、エンジンにもメッキパーツを採用

最上位モデルの「スーパーノヴァ」には、LEDヘッドランプやアルミ製スイッチキューブなどプレミアムなエレメントや機能を追加し、ステラではTripperナビゲーションを標準装備。ファイヤーボールでは、エレガントな新色ブラックを追加し、ラインアップの充実も図っています。

なお、新タイプのオーロラや既存モデルの新型について、価格などはまだ未発表。前述の通り、日本では2024年3月末に発売される予定です。

(文:平塚 直樹

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平塚 直樹

自動車系の出版社3社を渡り歩き、流れ流れて今に至る「漂流」系フリーライター。実は、クリッカー運営母体の三栄にも在籍経験があり、10年前のクリッカー「創刊」時は、ちょっとエロい(?)カスタムカー雑誌の編集長をやっておりました。
現在は、WEBメディアをメインに紙媒体を少々、車選びやお役立ち情報、自動運転などの最新テクノロジーなどを中心に執筆しています。元々好きなバイクや最近気になるドローンなどにも進出中!
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