■「750S」からデザインのヒント
マクラーレンが発売を計画しているとみられるクロスオーバーSUVの最新予想CGが制作されました。
マクラーレンは長年にわたり、SUVやクロスオーバーを導入するという考えに断固として反対してきました。
しかし、現在はSUVに精通しているマイケル・ライタースが会社を率いており、SUVに対するマクラーレンの抵抗は弱まり始めているのも事実なのです。
実際、ライタース氏はマクラーレンのSUVのアイデアにオープンであることを表明していますが、そのような車両は早くても2028年までは市場に投入されないと明言しています。
英国を代表するスーパーカーメーカーが、最終的にフェラーリ、アストンマーティン、ランボルギーニの道を模倣することを選択した場合、そのSUVはどのようなものになるのでしょうか?
デザイナーのセルギイ・ドヴォルニツキーは、「750S」からデザインのヒントを得てCGを制作、「アクティバ」と名付けました。非常に現実的で、公式ティザーイメージのようなレベルといっていいでしょう。
フロントエンドは、マクラーレンのお馴染みの形状をしたシンプルなLEDヘッドライト、ジャストフィットなサイズのグリルと黒いスプリッターが装備されており、クリーンでエレガントと表現するのが最も適切と言えます。また、オレンジの色合いでイメージされ、グロスブラックのルーフとピラーを装備、スポーティな魅力と洗練された形状をさらに高めています。
側面では、750Sと同様に流れるようなラインがSUVの側面に沿って見られ、車体と同一面に配置されたドアハンドル、黒いアーチ、黒と銀のスポークを備えた大きなホイールも見てとれます。後部では洗練されたLEDストリップがテールライトとライトバーの両方として機能し、モダンな美しさを加えています。
アクティバのパワートレインは、4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載、フロントに積まれるためノーズが長くなっています。
あと数年後には、マクラーレン待望のSUVが実現するはずです。