■2024年初夏からSUBARU販売店、KINTOのWebサイトでスタート
SUBARUは、トヨタが展開しているサブスクサービスの「KINTO」と業務提携契約を締結し、新車サブスクサービスの「KINTO ONE(SUBARU)」を2024年初夏より開始すると発表しました。なお、取扱車種に関しては今後、発表される予定です。
スバルは、残価設定型クレジットの「安心プロテクト3」を展開しています。こちらには、登録車5万円まで、年2回までのキズ保証(前後バンパー、左右ドアミラー、ドアパンチ)が付いています。ユーザーの負担額は5000円(2024年4月分からは1万円)で、ちょっとしたキズであれば条件内で自己負担を抑えながら補修が可能です。
さらに、KINTOと提携することで、サブスクサービスにも対応。着実に増えつつある「所有しない」という新しい車との関わり方にSUBARUも参入することになります。
SUBARUがKINTOと業務提携した背景には、自社でイチから立ち上げるよりも、時間や人材、ノウハウ(プラットフォーム)の面で利点があると判断した結果であり、KINTOは、トヨタ、レクサス以外のブランドも広げる構想を持っていたことから、今回の業務提携に至ったそうです。
SUBARUは、若年層を中心にユーザーの購買行動が多様化する中、先述したように、従来の所有という形態だけでなく、好きな買い方や自分の使い方にあったプランを選びたい、といったニーズに対応することになります。
KINTOの新車サブスクリプションサービスのプラットフォームを活用した「KINTO ONE(SUBARU)」を、2024年初夏から全国のSUBARU販売店、KINTOのWebサイトからの申し込みでサービスがスタートします。
「KINTO ONE(SUBARU)」は、契約期間が3年・5年・7年から選ぶことができ、任意保険や自動車税、登録諸費用、車両の定期メンテナンス、車検などがパッケージ化された月々定額サービスとなっています。また、SUBARU販売店で安心の定期メンテナンスなどのサービスを受けることができます
現時点では、取扱車種は明らかにされていませんが、SUBARUの各モデルは「アイサイト」による先進安全装備やドライバーサポート機能などの充実していて、初めて新車に乗る層からベテランドライバーまで安心、安全なドライブが楽しめます。
(塚田 勝弘)