■ライバルはトヨタ「ランドクルーザー」新型
日産は現在、フルサイズ・クロスオーバーSUV「アルマーダ」次期型を開発中ですが、その最終デザインを大予想しました。
アルマーダは主に中東市場で販売されているSUVで、初代(TA60型)は2003年にデビューしました。現行型となる第2世代(Y62型)は2016年から販売されており、これが8年ぶりのフルモデルチェンジとなります。
初代アルマーダは日産「タイタン」をベースに開発されましたが、第2世代ではグローバル化にともない、インフィニティ「QX80」とプラットフォームを共有。QX80も現在次期型を開発中で、今年初めには「QXモノグラフコンセプト」により、そのデザインがプレビューされています。
デザイナーKOLESA RUから協力を得た予想CGは、昨年10月に目撃されたプロトタイプをベースに制作されています。フロントエンドの大部分を隠していたプロトタイプですが、CGでは巨大なラジエターグリルと、それを囲む大きなC字型のクロームバーを備えたフロントエンドが明らかになっています。
その上部には「コースト・トゥ・コースト」(端から端までの意味)のLEDストリップが配置され、L字型DRLを備えた2つの大型ヘッドライトユニットがグリルの側面にあります。
リアエンドも、プロトタイプでは一切隠されていました。しかしCGでは、テールライトはハッチバックを横切りLEDストリップに接続、中央には日産のロゴが配置されている様子が見てとれます。
次期型では、ボディが拡大されると思われ、その心臓部にはV型8気筒からダウンサイジングされたV型6気筒ツインターボエンジンが搭載されると予想されています。これに9速オートマチックトランスミッションが組み合わされ、最高出力421psを発揮します。