トヨタ・ランドクルーザー250の「ミニ版」が、2024年にディーゼルHEVで登場する!?

■ファンが市販化を熱望する“ミニ版”ランクル

公開されたシルエット
公開されたシルエット

トヨタ自動車が2023年8月、新型ランクルシリーズ発表会で今後の登場を予感させるコンパクトSUVのシルエットを公開。

角張ったボディに加え、背負い式スペアタイヤを搭載しており、そのシルエットが同社が以前に“バッテリーEV戦略に関する説明会”で公開した「コンパクトクルーザーEV」によく似ていることから、巷では「FJクルーザー」が復活するのでは?と話題になりました。

FJクルーザーのリヤビュー
FJクルーザーのリヤビュー

その後、国内外のメディアが同車の予想CGを次々に公開するようになり、それにつれてSUVファンから市販化を望む声がいっそう高まっています。

●コンパクトながらもフレーム構造を踏襲

ランクル ミニ版のエクステリア(筆者予想)
ランクル ミニ版のエクステリア(筆者予想)

各種情報によると、予想される車両サイズは全長4,350×全幅1,860×全高1,880mmで、フロントマスクには丸目タイプのLEDヘッドランプ採用が予想されています。

コンパクトクルーザーEVのフロントマスク
コンパクトクルーザーEVのフロントマスク

グレードによっては「コンパクトクルーザーEV」のような“コの字”型DRLを組み合せた角目タイプが設定される可能性もありますが、外観上の最大の特徴はやはりボディ背面に装着した兄貴分のランクルには無い背負い式スペアタイヤの存在。

現行ハイラックスのラダーフレーム
現行ハイラックスのラダーフレーム

一方、プラットフォームは現行ハイラックスのラダーフレームをベースに短縮して使用するようで、2.7L直4ガソリンエンジンと2.8L直4ディーゼルターボエンジンを搭載。

背負い式スペアタイヤを装備(筆者予想)
背負い式スペアタイヤを装備(筆者予想)

国内向けには同社初となるディーゼルエンジン+モーターの組み合わせによるHEV仕様を設定する模様で、駆動用バッテリーはラゲッジ床下に搭載。将来的にはBEVも用意する模様。

FJクルーザーのエクステリア
FJクルーザーのエクステリア

現時点で同モデルが「FJクルーザー」を名乗るのか、新たな車名を採用するのかは不明ながら、来春(2024年)あたりに正式公開される可能性が高く、車両価格的にシリーズ中、最もリーズナブルな設定が予想されるため、今後SUVファンからいっそう注目を集める事になりそうです。

Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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