■日本のナンバープレートの変遷から皇室様式ナンバープレートまで分かる
ナンバープレート関係の中央団体である全国自動車標板協議会が設けている「ナンバープレート展」では、日本のナンバープレートの歴史をはじめ、ナンバープレートの役割や要件、社会的機能などを知ることができます。同ブースでは、地方版図柄入りナンバープレートの一覧が見どころです。
続々と登場している地方版図柄入りナンバープレートは、2023年8月8日現在、58地域が交付されていて、今年10月23日からは、都道府県の全域を単位とする図柄として、秋田県、栃木県、群馬県、東京都、沖縄の5域を交付。
既存のナンバー名を単位とする図柄では、いわき、那須、岡崎、境、広島の5地域が交付されています。なお、同ブースには、全68種類のナンバープレートが展示されています。
さらに、大阪・関西万博の期間限定(2022年10月24日〜2025年12月26日)特別仕様ナンバープレートも全国統一デザインで交付されています。
また、地域や登録車、軽自動車別に人気の希望ナンバーランキングもモニターで表示されています。「ニコニコ」の語呂合わせで人気の「25-25」は、地域によっては抽選になっているそう。
全国の窓口で聞こえてきたという、ナンバーの語呂合わせで面白いものをピックアップしています。
「51」鯉(広島カープファン)
「193」一休さん
「299」肉球
「530」ごみゼロ
「711」セブンイレブン(セブンイレブンのオーナー?)
「830」YAZAWA(とくに自光式で)
「1091」入れ食い(釣り好きから)
「1126」いい風呂(全国の温泉地で)
「1173」いい波(サーファーから)
「2896」つば九郎(ヤクルトファン)
「8739」花咲く
なお、同ブースでは、来場者が好きな地域、好きな4ケタ(一連指定番号/希望番号)、図柄から選んで作るミニナンバープレート(ストラップ付)ももらえます。所要時間は3分ほどなので、普段住んでいない地域や図柄を選んで作ってもらえますので、子どもも喜びそうです。
(文・写真/塚田勝弘)