メルセデス・ベンツブースは絶対ナマで体感すべし。六本木〜会場間を最新EVで送迎してもらえるチャンスも!【これだけは見逃すなジャパンモビリティショー2023】

■1時間に1回のドルビーアトモス体験

ジャパンモビリティショー2023のメルセデス・ベンツブース。目玉のひとつがGクラスのピュアEVバージョンともいえるコンセプトEQG
ジャパンモビリティショー2023のメルセデス・ベンツブース。目玉のひとつがGクラスのピュアEVバージョンともいえるコンセプトEQG

東京モーターショー改めジャパンモビリティショーが2023年10月28日(土)からスタートします。先行して25日(水)からスタートした報道関係者向けのプレスデーは、すでに大変な人出。世界各国から報道陣が東京ビッグサイト(東京・有明)に詰めかけています。

ちなみにEQGは2024年に本国で発売予定です
ちなみにEQGは2024年に本国で発売予定です

さて、今回のジャパンモビリティショーでこれは必見!と思ったブースが、メルセデス・ベンツ。コンセプトカーのEQG(いわばGクラスのピュアEVバージョン)や、10月25日に発売したばかり、ホヤホヤのニューモデルAMG C63 S Eパフォーマンスといった注目の展示車が一堂に介しているのはもちろんなのですが、個人的に「これは生で体感して欲しい……」と思った演出があるんです。

1時間に1回、今回のショーのために特別に制作した映像と音楽がブースを異次元に演出します
1時間に1回、今回のショーのために特別に制作した映像と音楽がブースを異次元に演出します

それが、メルセデス・ベンツとDolby Atmosがコラボレーションした立体音響体験。ドルビー・アトモス、いまや映画好きな方にはすっかりお馴染みの響きになったのではないでしょうか。

2012年に登場した革新的な立体音響技術であるドルビー・アトモスは、平面的なサラウンド効果だけでなく、上下方向も含めた3次元空間の中で音を動かすことができるのが特徴。まさに「音に包まれる」ような体験をもたらすドルビー・アトモスは、映画館を飛び出して、いまや家庭用オーディオやゲーム機器、スマートフォンにも広がりつつあります。

ブース内には、多くのスピーカーが設置されています
ブース内には、多くのスピーカーが設置されています

そんなドルビーアトモスが、いま本格参入してきたのが自動車業界。「Dolby Atmos for Cars」と呼ばれる車載用システムは、メルセデス・ベンツやボルボなど、採用する自動車メーカーが徐々に増え始めています。

たしかに、車が単なる移動ツールとしてでなく、なんらかの体験を提供する空間に変化しようとしている今、ドルビーアトモスのような「こだわりの音」は、商品力を押し上げるひとつの大きな価値になりそうです。

前置きが長くなりましたが、今回のメルセデス・ベンツブースでは、このドルビー・アトモスの立体音響空間を体験することができるんです。

1時間に1回、今回のジャパンモビリティショーのためだけに作られたという特別なサウンドとムービーが流れるのですが、これがものすごい迫力。ブースの中が突然異空間に変身したような、どこか遠い空間へワープしたような、不思議な感覚に包まれます。「あれ、ここって東京ビッグサイトだっけ……」と一瞬現実を忘れる体験ができることうけあいです。

●ビッグサイトと六本木をメルセデスで往復できる!

ジャパンモビリティショー期間中は、六本木のメルセデス・ミーと東京ビッグサイトを往復するシャトルサービスも。最新のEQS SUVでドルビーアトモス体験ができるかも!
ジャパンモビリティショー期間中は、六本木のメルセデス・ミーと東京ビッグサイトを往復するシャトルサービスも。最新のEQS SUVでドルビーアトモス体験ができるかも!

このドルビー・アトモス体験ですが、ジャパンモビリティショーの開催期間中、東京港区六本木の「Mercedes me Tokyo(メルセデス・ミー)」でも味わうことが可能です。さらに、メルセデス・ミーと東京ビッグサイトを往復するシャトル便が今回は用意されていて、EQS SUVに乗車できれば(シャトルにはEQS SUVとVクラスがあるそう)、移動中にドルビーアトモスを搭載したBurmester3Dサラウンドサウンドシステムを体感することができちゃいます!

運行期間は10月28日(土)〜11月5日(日)で、運行本数は1時間に1本ほど。平日はEQS SUVのみ、土日祝日はEQS SUV、Vクラスが稼働するということです。

メルセデス・ベンツのショーファードリブンでモーターショー(じゃなくて、ジャパンモビリティショーですね。まだ言い慣れません)。なんだかちょっと特別な気分になれそうじゃありません?

(文:三代やよい

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三代やよい

自動車メーカー勤務後、編集・ライティング業に転身。メカ好きが高じて、クルマ、オートバイ、ロボット、船、航空機、鉄道などのライティングを生業に。乗り継いできた愛車は9割MT。ホットハッチとライトウェイトオープンスポーツに惹かれる体質。
生来の歴女ゆえ、名車のヒストリーを掘り起こすのが個人的趣味。
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