BMWの電動4シリーズ「i4」改良型は、総額46万円の「Mスポーツバンパー」を全グレード標準装備!?

■マトリックスLEDアダプティブヘッドライト採用か

BMWは、2023年に3シリーズのセダン&ツーリングのフェイスリフトが完了し、現在はよりスポーティな「4シリーズ」のLCI(ライフ・サイクル・インパルス)の開発が進められています。

BMW i4 改良型プロトタイプ スパイショット
BMW i4 改良型プロトタイプ スパイショット

フルエレクトリック版・i4では、ICE搭載の4シリーズと同じビジュアルのアップデートを行うとともに、航続距離が大幅に伸びる可能性がありそうです。

BMW i4 改良型プロトタイプ スパイショット
BMW i4 改良型プロトタイプ スパイショット

ドイツ・ミュンヘンで捉えたi4のプロトタイプは、新フラッグシップモデルの「M50」バージョンではありませんが、シャドウラインブラックトリム、19インチMホイール、よりアグレッシブなセットバンパーなど、総額3,100ドル(約46万円)の「Mスポーツ」で武装しています。

実は改良型では、4シリーズは改良型から標準ボディキットオプションを廃止し、すべてのグレードにMスポーツバンパーを提供するのではないかという噂があるので、理にかなっていると言えそうです。

プロトタイプのフロントエンドには、ブーメラン型のLEDデイタイムランニングライトを備える新設計されたヘッドライトを装備、同ブランドでは徐々にレーザー技術から離れつつあるため、これらはマトリックスLEDアダプティブヘッドライトである可能性が高いようです。

リアエンドでは、LEDテールライトのグラフィックが刷新されるほか、ディフューザーパネルのすぐ上に取り付けられた、リフレクターの形状が三角から水平基調に変更されているのもわかります。

BMW i4 改良型プロトタイプ スパイショット
BMW i4 改良型プロトタイプ スパイショット

内部では、デジタルゲージクラスターとインフォテインメントスクリーンを1枚の大きなガラス板の下に組み合わせた、BMWの最新のダッシュボーセットアップがすでに搭載されているため、大きなレイアウトの変更はないと見られますが、インフォテインメントソフトウェアが「8.5」バージョンへアップデートされると思われます。

最新情報によると、ガソリン/ディーゼルの4シリーズ・グランクーペと、「G26」の社内コードネームを共有するi4は、2024年半ばに生産開始される予定だといい、それは2024年の前半にも正式発表されることを意味するでしょう。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる