【トヨタ・プリウスPHVに乗ってみた】②EV走行は約20km

その1「HVとどこが違うの?」からの続きです。


プリウス(HV)との最大の違いは右リア部に充電リッドが装着されていることです。


この充電リッドはリース販売されていた「プリウス・プラグインハイブリッド」では左フロントフェンダーに設けられていましたが、リヤ部に充電器を設置(以前は助手席下)したことなどでこの位置になったそうです。


またリース時とはバッテリー自体が違うため(パナソニック製/※旧三洋開発のもの)厚みが薄くなり、ラゲッジ容量がほぼプリウス(HV)と同じ(マイナス3リットル)になりました。


こちらはリース時の電池とラゲッジです。写真ではわかりにくいですが電池の厚さがあるため上方向のラゲッジスペースが犠牲になっていました。

乗り味はひとことでいうと「プリウス(HV)そのまんま」。開発担当者に話を聞くと、意図的ではないもののプリウス(HV)から乗り換えても違和感ないセッティングになったそうです。
またEV走行は実走行で約20km。高速を燃費気にせずアクセルを踏みまくると、すぐにEVモードに入らなくなります。

プリウスPHVについて一番知りたかったことが「ユーザーがプラグイン・ハイブリッドをちゃんと認識しているか」ということ。
担当者にうかがうと、「じつはそのことが販売上のテーマなので、今後、いかにプラグイン・ハイブリッドというシステムを認知してもらうかに力を入れています」と現状、まだシステム自体が広く知られていないことを話してくれました。

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