■彼女にも伝わる
今や、BMWといえばSUVの「Xシリーズ」だ。「X1とか、「X3」とか「X5」とか、そして“SUVの7シリーズ”に相当する「X7」やクーペタイプのボディまで、求めるサイズと予算によって選べる多くの選択肢がある。
だけど、ボクは背の低いBMWに乗る。
その理由は、やっぱり背の低いモデルのほうが曲がるときの気持ちよさが強いから。そして、できれば後輪駆動もしくは後輪駆動ベースの4WDモデルに乗る。それも走りの気持ちよさのためだ。
「駆け抜ける歓び」なんてドライブデートとして考えたときにはどうでもいいことだけれど、運転好きとしてはやっぱり走りの楽しさは車選びに欠かせない。
「運転の楽しさ? 助手席の私にはよくわからないけれど、楽しそうに運転しているのはわかるよ。表情がいつも楽しそうだから」
駆け抜ける歓びは、彼女にもしっかり伝わっているらしい。
●気兼ねなくデートへ
ところで、この「320d Touring xDrive」に乗って驚いたことがある。それは燃費。
ディーゼルだから燃費がいい、というのは当然だけど、高速道路を普通に走っていると20km/Lは楽勝で超える。120km/h区間だって20km/Lを超えるのだから立派すぎるじゃないか。
これだけ燃費が良く、しかも燃料はハイオクガソリンよりもだいたい2割安い軽油だから、燃料価格が高い昨今でも気兼ねなくドライブデートに行ける。
これってけっこういいんじゃない?