■意外にも小さなジムニーのボディシルエットが大型のランドクルーザーにフィット
トヨタは「ランドクルーザー」新型を発表したばかりですが、スズキ「ジムニー」のスタイリングを新型「ランドクルーザー250」シリーズにスワップさせたCGが制作されました。
CGを提供してくれたのは、お馴染みデザイナーのTheottle氏です。現在、最も魅力ある2台のオフローダーですが、同氏はそれぞれからインスピレーションを得て、ジムニーの外観を備えたランドクルーザーベースのモデルを完成させました。
ご存知のとおり、スズキ ジムニーには3ドアと5ドアのモデルがあります。ただし、最も長いバージョンでも3,985mm(156.9インチ)であり、新型トヨタ ランドクルーザープラドよりも940mm(37インチ)短いです。
サイズに違いがあるにもかかわらず、小さなジムニーのボディシルエットは、より大型のランドクルーザーにフィットしているようです。また、リアサイドウインドウ下部の隆起もアジャストしています。
トヨタとスズキは、世界中の様々な市場でOEMする関係で、具体的に言えば、スズキ「アクロス」は欧州のトヨタ「RAV4」のOEMとして、トヨタ「スターレット」は南アフリカのスズキ「バレーノ」のOEMとして販売、さらにトヨタ「アーバンクルーザー」はスズキ「ビターラブレッツァ」がベースです。
この現状からあり得ない話ではないと思うかもしれませんが、ランドクルーザー プラドには、すでにより高級なレクサスGXという兄弟モデルが存在しており、スズキはよりコンパクトで手頃なSUVセグメントで成功していることから、土俵が違うため実現は難しいと思われます。
とはいえ、このモデルがワンオフSUVフラッグシップモデルとして発売されれば、スズキファンから支持されるのは間違いなさそうです。