これがアルピーヌ『A110』最終章か?時速300km/h超えの超スパルタンモデル開発中!

■2026年にEVモデルに以降するまえの最後のモデル

アルピーヌは、多くのバリエーションを展開する2ドアスポーツ「A110」に最強モデルとなる「A110 エクストリーム」(仮称)を設定することがわかりました。

アルピーヌ A110 エクストリーム プロトタイプ スパイショット
アルピーヌ A110 エクストリーム プロトタイプ スパイショット

アルピーヌは、ルノーが展開するライトウェイトスポーツカーブランドであり、A110は初代が生産終了となってから40年経過した2017年に復活を遂げた名車です。

これまでにベースモデルの上位モデルとして「GT」「R」「S」を導入しているほか、「A110 Rルマン」などスペシャルモデルが発売されています。

アルピーヌ A110 エクストリーム プロトタイプ スパイショット
アルピーヌ A110 エクストリーム プロトタイプ スパイショット

ニュルブルクリンク付近で捉えたプロトタイプは、スノーフレークデザインの迷彩で包まれているものの、ディテールは隠しておらず、ほぼフルヌード状態です。

フロントエンドには、バンパーコーナーにカナードを装着、フロントスプリッターには追加のレイヤーが見てとれます。またボンネットのフロントウインドウ付近には、新設計された大きな吸気口が配置されています。

側面から見ると、サイドスカートなど、これといった変化が見られませんが、既存の「R」よりボディをローダウンしていることがわかります。また足回りには、Y字スポークを備えた光沢のあるポリッシュ製ホイールを履いているほか、赤いブレーキキャリパーを備えた、ブレーキディスクが確認できます。

後部では、リアウインドウ全体をパネルで覆い、その中央には鋭いフィンが付けられています。また大幅に変更されたリアスポイラー、テールライトの上部に追加のリップスポイラーが装備されており、バンパー中央には、デュアルエキゾーストパイプを配置、その周りをディフューザーが囲んでいます。

アルピーヌ A110 エクストリーム プロトタイプ スパイショット
アルピーヌ A110 エクストリーム プロトタイプ スパイショット

内部の様子は不明ですが、Rでは6点式ハーネスを備えた「Sabelt」製のカーボンファイバーモノコックシートがすでに提供されており、流用される可能性が高いようです。

注目の心臓部ですが、Rでは、最高出力300ps・最大トルク340Nmを発揮する1.8リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載していますが、この最強モデルでは、最高出力300psを超えるほか、Rの最高速度285km/hを超える300km/h以上の動力パフォーマンスが噂されています。

A110エクストリームのワールドプレミアは2024年以降で、2026年にEVモデルに以降するまえの最後のモデルとなる可能性がありそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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