■最高出力840psを発揮するプラグインハイブリッドも設定
メルセデスAMGは現在、高級スポーツカー「GT」新型を開発中ですが、公式発表を前に、ホイルシートで覆われた新型モデルが火星に置かれたかのようなティザーイメージが公開されました。
カバーで隠されているため、デザインのディテールを見るのは難しいですが、兄弟であるSLロードスターと共通する、突き出たノーズと長いボンネットが確認できます。
注目はリアエンドで、トランクには明らかにスポイラーが取り付けられています。これは、過去数年間にスクープしたプロトタイプではほとんど見られなかったものです。
パワートレインは、SLと同じ4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載、最高出力は476psと、577psを発揮します。
また4ドアの「GT63 S Eパフォーマンス」で見られるのと同様に、電動アシストV8を搭載するプラグインハイブリッドも開発中とみられ、こちらの最高出力は、ライバルとなるポルシェ911ターボを上回る840ps・最大トルク1470Nmを発揮すると予想されています。
8月18日に米国で開催予定の「モントレー・カー・ウィーク」では、GTのほかに限定版となるSLロードスターや、クラシックなW 06シリーズライン、「C111」プロトタイプからインスピレーションを得た、ビジョン・ワンイレブンなどの出展も計画されていますが、主役はやはり「GT」となりそうです。