3億円超え「ラ・フェラーリ」後継モデルをスクープ! サイドミラーは「101匹ワンちゃん」仕様!?

■小型V6エンジン搭載、先代同様に跳ね上げ式ドアが採用

フェラーリは現在、実質「ラ・フェラーリ」後継モデルに相当する次世代電動ハイパーカー「F250」(仮称)を開発中ですが、その最新プロトタイプをカメラが捉えました。

フェラーリ ラ・フェラーリ後継モデル 市販型プロジェクトスパイショット
フェラーリ ラ・フェラーリ後継モデル 市販型プロジェクトスパイショット

雨天の中、マラネッロ近郊でのテスト中をキャッチしたプロトタイプは、巨大なダブルアームワイパーを作動させており、厳重なカモフラージュがほどこされています。

フロントエンドでは、ボンネットフードに高電圧ステッカーが貼られており、このプロトタイプが電動パワートレインを搭載していることがわかります。

以前のラ・フェラーリより複雑なエアロパッケージを備えていることが見られますが、暫定的なボディパーツと、最終的なボディパーツの寄せ集めであることに気づきます。またサイドミラーは、まるでクルエラ・デ・ヴィルが描いたかのような「101匹ワンちゃん」を模したような擬装になっています。

フェラーリ ラ・フェラーリ後継モデル 市販型プロジェクトスパイショット
フェラーリ ラ・フェラーリ後継モデル 市販型プロジェクトスパイショット

リアエンドのボディから突き出たデュアルエキゾーストパイプはダミーで、本物の排気管はそれよりも少し上に配置、メッシュの後ろに隠されているようです。また垂直エアカーテンの間には、巨大ディフューザーを装備。クワッドテールライトは最終的なものではなく、SF90から一時的に借用されたものである可能性が高いです。

また、フォード「GT40」や「ラ・フェラーリ」のように、ドアの切れ込みがルーフまで伸びていることから、市販型でも跳ね上げ式ドアが採用されるとみられます。

注目のパワートレインは、おそらくV8やV12セットアップではなく、小型のV6を搭載すると思われます。しかし、電気モーターと組み合わせることにより、最高出力は1,000ps以上と予想されています。

F250のワールドプレミアは2024年内で総生産台数は828台と思われ、その内訳はクーペ599台、スパイダー199台、XXは30台と予想されています。しかし、別ニュースソースからは限定600台という情報も入っており、価格は200万ユーロ(約3億2000万円)程度となりそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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