これが最後のルノー「トゥインゴ」。今年2023年で生産終了へ

■価格改定と「Apple CarPlay」対応のワイヤレスミラーリング機能を追加

「パリが仕立てたコンパクトカー」を謳うルノー トゥインゴは、貴重な欧州Aセグメントモデルで、パリだけでなく日本の狭い都市部や住宅街でも愛されています。ルノー ジャポンは、トゥインゴの日本向けモデルの生産を2023年をもって終了すると明らかにしました。

トゥインゴ(MT)の走行イメージ
トゥインゴ(MT)の走行イメージ

初代トゥインゴは1993年に発売され、つぶらな瞳とモノフォルムの姿が印象的でした。最近では、さすがに街中で遭遇する機会は減りましたが、ルノーを代表するスモールカーとして長年愛されてきました。

トゥインゴのインパネ
トゥインゴのインパネ

2代目は2008年に日本に上陸。3代目の現行型はRRレイアウトを採用し、小気味よい走りを披露。

「GT」「RS」というホットハッチやオープンエアを楽しめるキャンバストップを設定するなど、バラエティに富んだ仕様を用意してきました。

2021年5月13日発売時モデルのエクステリア
2021年5月13日発売時モデルのエクステリア

2023年7月3日(月)、そのトゥインゴの「インテンス EDC」「インテンス キャンバストップ EDC」「インテンス MT」のスマホミラーリング機能に「Apple CarPlay」対応のワイヤレスミラーリング機能が加わり、発売されます。同時に、原材料費・物流費などによる価格改定も受けています。

ボディカラーは、「ブルー ドラジェ」「ブラン クオーツ メタリック」「ルージュ フラム メタリック」「グリ リュネール メタリック」の4色展開です。

※上記の写真は、2021年5月13日発売、2022年3月17日発売のモデルです。

●価格
「ルノー トゥインゴ インテンス EDC」:259万円
「ルノー トゥインゴ インテンス キャンバストップ EDC」:274万円
「ルノー トゥインゴ インテンス MT」:250万円

(塚田 勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる