■ボンネットは、中央部分にくぼみを持つデザインに新設計
フォルクスワーゲン(VW)グループで、チェコを拠点とするシュコダは現在、主力クロスオーバーSUV「コディアック」次期型を開発中ですが、その最新プロトタイプをカメラが捉えました。
ニュルブルクリンク高速テストに出現したプロトタイプは、大掛かりなカモフラージュがほどこされていますが、フロントエンドには太い縦バーを備えた大型のグリルが見てとれます。
サイドに流れるデュアルスイープバックヘッドライトを高い位置に配置。下部バンパーには、六角ハニカムメッシュのエアインテークが確認できます。またボンネットは、中央部分にくぼみを持つデザインに新設計されているようです。
側面では、顕著なフェンダー、角ばったショルダーラインを装備、ドアハンドル上部にあったキャラクターラインは削除されています。リアエンドでは、リアスポイラーが大型化されており、エキゾーストパイプは隠されている状態ですが、リフトゲートに流れるスリムなLEDテールライトの一部も確認できます。
パワートレインについてシュコダは「現代的で効率的なガソリンおよびディーゼルエンジン」が搭載されると述べています。これらには、マイルドハイブリッド技術と、コディアック初のプラグインハイブリッドパワートレインが加わることが含まれています。
その詳細は明らかにされていませんが、パフォーマンスと効率が向上した、さまざまなターボチャージャー付き2.0リッター4気筒が期待できるでしょう。
コディアック次期型は、VWグループの「MQB Evo」プラットフォームに搭載され、ワールドプレミアは2023年後半に予定されています。2024年に生産開始のスケジュールとなっており、引き続きクヴァシニで生産されるはずです。