ガソリンエンジンの火は消さない! MINI「クーパー S」次期型は200馬力超えに

■ガソリンエンジンを搭載する最後のクーパーSは2023年内デビュー

MINI(ミニ)は現在、世代交代を目指しフルラインナップの開発をしていますが、3ドアハッチバックに設定される高性能モデル「クーパー S」をカメラが初めて捉えました。

MINI S 3ドアハッチバック 次期型 スパイショット
MINI S 3ドアハッチバック 次期型 スパイショット

MINI次期型において、伝統的ハッチバックはフルエレクトリックと燃焼系モデルで構成され、両モデルに異なる出力が用意されます。

今回は、ボンネットの下にガソリンエンジンを搭載した、3ドアのより強力なバージョンである「クーパー S 」を紹介しましょう。

MINI S 3ドアハッチバック 次期型 スパイショット
MINI S 3ドアハッチバック 次期型 スパイショット

ニュルブルクリンクで捉えたプロトタイプは、MINIお得意の黒と黄色の迷彩塗装でカモフラージュされています。

旧モデルと比較すると、円形LEDデイタイムランニングライトを備えた新ヘッドライトを装備、ボンネットの上にはアグレッシブなラインを配置しています。

足回りには、シルバーとブラックのスポークを備えたホイールセットを装着。追加のエアインテークや、より大きなグリル開口部を含むフロントパネルが見てとれ、リアエンドでは、ルーフから伸びる大型スポイラーを装備しています。

注目は、バンパーに極太のセンターエキゾーストパイプがインストールされていることでしょう。ただし、これはまだ未完成とみられ、最終的にこのレイアウトが採用されるかは不明です。

LEDテールライトは、カモフラージュされていますが、最終的にはクラスターが新設計された三角形の形状になることが判明しています。

MINI S 3ドアハッチバック 次期型 スパイショット
MINI S 3ドアハッチバック 次期型 スパイショット

現行型パワートレインは、2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載、最高出力は189psを発揮。2018年のフェイスリフト後、6速マニュアルギアボックスまたは7速デュアルクラッチオートマチックのいずれかを介して前輪に伝達されるシステムが採用されています。

次世代型のクーパーSでは、ほぼ確実に何らかの電動サポートを受けるため、最高出力は200psを超えてくる可能性があるとみられます。

ガソリンエンジンを搭載する最後のクーパーSのワールドプレミアは、2023年内と予想され、最強「JCW」が市場に出るまで最もエキサイティングなMINIモデルとして君臨します。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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