■サイドウインドウ縁の下部が途中からキックアップしスポーティに
レクサスは現在、大型クロスオーバーSUV「GX」を開発中ですが、その市販型予想CGの最新版が制作されました。
現在のレクサスGXは、北米で現在も販売されているブランド最古の車両の1つです。初代『GX470』は2002年デトロイトモーターショーで登場、ランドクルーザー プラドをベースにインテリアなどを高級化したモデルとなっています。
レクサスのSUVラインアップでは最上級SUVの「LX」と「RX」の中間を埋める存在で、これまで何度も日本導入の噂があり、実現はしていませんが、この新型で期待もされています。
GX次期型の予想CGは以前も制作されましたが、今回はプロトタイプのスパイショットと最新情報を元に制作、ほぼこのデザインで間違いないでしょう。
フロントエンドでは、内部には矢印の形をしたLEDデイタイムランニングライトを備える新しいヘッドライトを装備。ティザーイメージでみたように、フードの外縁には盛り上がった部分があり、フェンダーにはボックス状のフレアがあるように見えるほか、グリルには鋭いエッジも確認できます。
注目の修正箇所ですが、後部ドア、サイドウインドウ縁の下部が途中からキックアップし、かなりスポーティになりました。またリアクォーターウインドウの後部縁も三角に張り出しています。後部で修正されたのはLEDテールライトで、両サイドが膨らみを持っていたデザインから、ほぼ一直線に進化しています。これらもまたスパイショットやティザーイメージを手がかりとしています。
市販型では、最新のトヨタランドクルーザーと共通のGA-Fボディオンフレームプラットフォームを採用、最新のハイブリッドパワートレインを搭載すると噂されています。
レクサスはSUVシリーズの徹底的な見直しを進めており、GX次期型に加えて、トヨタ「グランド ハイランダー」の高級バージョンである新型TXも手掛けており、両モデルともトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・インディアナ工場で生産すると伝えられています。
GX次期型のワールドプレミアは、6月9日と予想されています。