■3つのコンテンツ「Tokyo Future Tour」「Start up Future Factory」「Japan Future Session」を用意
以前お伝えしたように、「東京モーターショー」は「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」に変革し、4年ぶりの開催が発表されています。
従来のコンセプトカーや新型車を並べるだけでのモーターショーでは多くの来場者を期待できない状況になっていて、主催者の日本自動車工業会からは危機感を抱かせるのと同時に、将来の展望も意欲的に語られています。目指すは、来場者数100万人。
2023年5月24日(水)、「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」のロゴが発表されるのと同時に、もう少し具体的なコンテンツが明らかにされました。
モビリティの枠を超えて多彩なメニューを揃え、異業種やスタートアップとともに作り上げる「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」は、「Tokyo Future Tour」「Start up Future Factory」「Japan Future Session」の3つのシンボルコンテンツが用意されます。
同ショーのコンセプトは、「みんなで⼀緒に未来を考える場」。
FUTURE、GREEN、DREAMという3つのキーワードを軸として、出展企業が目指したい未来を⼀⽅的に見せるのではなく、来場者も一緒になり、本当に目指したい未来を考える場に作り上げるとしています。
「Tokyo Future Tour」は、来場者が「モビリティが変える未来の東京」を体感できるゾーン。入口のシアターでモビリティが変革する未来の東京を、光と音と映像がシンクロした空間で体感でき、そこから「LIFE & モビリティ」「EMERGENCY & モビリティ」「PLAY & モビリティ」「FOOD & モビリティ」という、テーマごとの未来の街を⾒て、実際に触れて、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめるコンテンツになります。
BtoB(Business to Business)色の強い「Start up Future Factory」は、モビリティ産業の未来を担うスタートアップ企業と、日本を代表する企業、そして来場者が出会い、新しい未来への火種を創出するゾーン。ピッチコンテスト&アワードやビジネスラウンドテーブルなど、幅広い企画が検討されています。スタートアップ企業からの参加応募開始は、6月下旬の予定。なお、応募方法など詳細は、公式サイトに今後掲載される予定です。
「Japan Future Session」では、カーボンニュートラルやモータースポーツなど、モビリティに関するメッセージをテーマにトークショーが連日開催されます。
世界的にも関心の高いトークテーマを取り上げることで、世界から注目されるグローバルイベントを目指すとしています。また、難しいテーマだけでなく、柔らかいテーマも取り上げ、子どもから大人まで楽しめるトークショーになるそう。
そのほか、「Out of KidZania in JMS」「タカラトミーブース」、e-Motorsports大会、次世代モビリティ、ZEV、⼆輪などの試乗体験、軽トラ市、「東京オートサロン」のブースなど、子ども向けからクルマ好きを満足させるコンテンツも用意。そのほか、周辺で開催されるお祭りなどとの連携も図る構えです。
■JAPAN MOBILITY SHOW 2023
●会期:2023年10月26日(木)〜11月5日(日)
●プレスデー:10月25日(水)8時00分〜18時00分、10月26日(木)8時00分〜13時00分
●オフィシャルデー (開会式等招待者):10月26日(木)13時30分〜18時00分
●特別招待日 障がい者手帳を持っている方の特別見学日:10月27日(金) 9時00分〜18時00分
●プレビューデー:10月27日(金)12時30分〜18時00分
●一般公開日(月〜土、祝):10月28日(土)、10月30日(月)〜11月4日(土) ※9時00分〜19時00分
●一般公開日(日):10月29日(日)、11月5日(日) ※9時00分〜18時00分
※一般公開日の9時00分〜10時00分の時間帯は、入場可能な特別チケットが必要
(塚田 勝弘)
【関連リンク】
JAPAN MOBILITY SHOW 2023
https://www.japan-mobility-show.com/