■マルチスポークホイールは強い色のコントラストが特徴
MINIは現在、ハッチバックを含む派生モデルの次世代型を開発中ですが、その最新ティザーイメージが公開されました。
3ドアハッチバック、およびクロスオーバーのプロトタイプと共に公開されたホイールには、黒とクローム仕上げのマルチスポークデザインが見てとれます。
同ブランドによると、「スポーク構造の性質」というより、「強い色のコントラストを特徴とする」グラフィックデザインに重点が置かれているといいます。この2次元レイアウトはフルエレクトリックバージョンの空力特性の向上と、航続距離の増加に貢献すると言っていいでしょう。
新設計のステアリングホイールは、新しい2本スポークデザインが標準装備され、オプションで独特のファブリック仕上げを施したバージョンも用意されます。
さらに色、素材、パターンのいくつかの組み合わせを提供する新しいシートや、ラミネート加工されたシートサイドパネルも公開されています。
キャビン内は、公式に公開されていませんが、新しい大型の円形センターディスプレイを装備。OLEDタッチスクリーンは、直径9.44インチ(240mm)で、インストルメントクラスターと車載モニターの機能を組み合わせており、インフォテインメントシステムには新しいソフトウェアが搭載されます。
ICE搭載の新型MINIは、すべて48Vマイルドハイブリッドパワートレインなどで電化されます。ワールドプレミアは2023年内ですが、2030年には燃焼エンジンを完全に廃止し、ピュアエレクトリックブランドとなるため、これが最後のガソリン駆動となります。